【『寿司ペディアTOKYO』発売記念Special】早川光☆初めての寿司屋心得《前編》

初めて寿司屋に行く時の心得

 

江戸前寿司の名店、人気店に行ってみたいけれど、なかなか勇気が出ないという人は多いのではないでしょうか。

難しい作法や決まり事がありそうで緊張する。知識がないと恥をかきそうで怖い。メニューを置いていない店の場合、どうやって注文したらいいのかわからない‥‥。

そんな不安を抱く人のために、初めて寿司屋に行く時の心得をわかりやすく解説いたします。

◇必ず電話予約をしよう

 

寿司屋には必ず電話予約をしてから行きましょう。ガイドブックやグルメサイトで評価の高い店は数週間、数カ月先まで予約で一杯ということも珍しくありません。当日ふらっと行って席があることはまずないと考えて下さい。

予約の電話をかけるのは、夜の営業が始まる少し前の時間(16〜18時)がベストです。人気の寿司屋は3〜4人の少人数で切り盛りしている店が多いので、営業時間中や魚の仕込み作業で忙しい午前中に電話をするのはなるべく控えましょう。

最近はインターネットで直接予約ができるという店も増えています。電話が苦手という人は、まずはネットでお店の情報をチェックしてみましょう。

◇『おまかせ』なら知識がなくても安心

 

初めて寿司屋に行くのであれば、『おまかせ』をやっている店を選ぶことをおすすめします。

『おまかせ』とは食べる内容を店の側に“まかせる”というもの。今の寿司屋の主流になっているスタイルです。席に着き「おまかせで」と言えば、コース料理のようにおつまみと握りが順番に出てきます。なので寿司や魚の知識がなくても注文に困るということはありません。

ただし『おまかせ』の内容は店それぞれで異なります。おつまみに比重を置いた『おまかせ』もあれば、握りだけの『おまかせ』もあります。中には複数のおまかせコースを用意していてそこから選ぶという店も。なので電話予約の時にどんな内容の『おまかせ』なのかしっかり聞いておきましょう。

 

◇行く前に値段を確かめよう

 

電話予約の時にこちらの予算を伝えたり、必要な金額の目安を店に質問するのは失礼なことではありません。

マグロやウニなど1カンごとの寿司は“時価”になっていても、『おまかせ』については1万円、2万円といった値段を設定している店がほとんど。遠慮なく金額を聞きましょう。行く前に大まかな値段がわかっていれば、当日になって慌てなくてすみます。

気をつけたいのは支払いの方法。寿司屋には電子マネーやペイサービスに対応していない店が数多くあります。中には現金のみでクレジットカードさえ使えないという店がありますから、事前に確認しておく方が安全です。

《中編に続く》